2013.4 高学年用おすすめの一冊


題名 だいめい 13ヵ月と13週と13日と満月の夜
作者・訳 さくしゃ やく アレックス・シアラー 作           さく

金原  瑞人  訳 かねはら みずひと やく
出版社 しゅっぱんしゃ 求龍堂 きゅうりゅうどう
あらまし

 ある日とつぜん、12歳の「わたし」の体は、意地の悪い魔女に乗っ取られた。

 かわりに「わたし」が入れたのは、今まで魔女が使っていた老婆の体。

 80歳を過ぎた体は、あちこちが痛くて、重たくて・・・。


 「わたし」に残されたものといえば、膝まであるブカブカのブルマーと、

 古ぼけた色の服と、入れ歯。

 そして、命が尽きるまでの、ほんのわずかな時間。


 「わたしの人生は終わった。ほとんど何も経験しないまま、わたしの人生は去っていった。」

 でも、なんとかしなくちゃ・・・!

 「わたし」が再び自分の人生をとりもどせるように。


 奇想天外なストーリーに、あっと驚く予想外の展開。

 面白くて、ノンストップで一気読みしてしまいます。

 続きは明日、なんて言ってられない!


 アレックス・シアラーの作品のなかでも、ひときわ人気の一冊です。