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ビーバー
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あすなろ
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あらまし | 1768年ここはアメリカのマサチューセッツ州。 主人公は13歳の白人の少年です。 名前はマット。 父さんが母さんと赤ちゃんを迎えにいく間、少年マットはたったひとりで家と畑を守るよう言われます。 しかも、なんと7週間ものあいだ!!です。 畑の世話をして、狩りをし、火をおこしパンを焼く。たったひとりでそれらをうまくやりきるマット。 ところが、なにごともなく過ぎたある日、見知らぬ男がやってきて父さんのライフル銃が盗まれ、 クマに家をあらされ食料をうばわれてしまいます。 父さんが帰ってくるのはまだずっと先のことなのに・・・ 途方に暮れるマットですがインディアンの少年と出会い、森で生きる知恵を彼らからおそわり やがて人種をこえた友情や尊敬が生まれます。 アメリカ先住民の歴史や文化について知らなくても、そのすばらしさをマット少年の目を通して知る ことができます。難しいことはぬきにして、単なる冒険ものとして読んでもわくわくできます。 できれば親子で読むといろいろ話ができていいですよ。子どもの読み物とあなどるなかれ。 よんでよかったと思える一冊です。 |