二宮 金次郎(にのみや きんじろう)
神奈川県小田原市生まれ(1787-1856)
金次郎は、生まれた頃は裕福でしたが、
川の氾濫で田畑を失い、お父さんは
金次郎が14歳で、お母さんは16歳
の時になくなりました。
そこで叔父さんに預けられるのですが、
お百姓に学問はいらないというのです。
それから始まったのが、槙を背負い
歩きながら本を読む姿なのです。
金次郎は、勤労、分度(倹)、推譲を
人々に勧めました。
「勤労」とは、徳に報いるために働く
「分度」とは、収入の範囲内で支出を
定めること
「推譲」とは、勤労、分度をしてたま
った物を将来のために
残したり、人に及ぼし
たりする事。