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あらまし |
こんなおばあちゃんがほしい! あるいは、こんなおばあちゃんになりたい! この本を読んだひとは、こんな感想をもつのではないでしょうか? 不登校の主人公、まいは、祖母のところでひと夏をすごします。。 そのおばあちゃんこそ西の魔女とよばれるひと。 西の魔女は、まいに魔女修行を教えます。 それはなんでも自分で決める、ということ。 時には助言もしますが、決しておしつけがましくなく、すべてが自然体のおばあちゃん。 西の魔女との生活は、どこにでもでかけず、家と庭、裏山あたりだけなのに、特別な場所というかんじ。 食事をつくる場面が印象的で、とくにジャム作りのシーンでは、おいしそう!今すぐたべたい!というだけでなく、心も満たされます。 繰り返し出てくる「アイ・ノウ」(知ってますよ・わかってますよ)というフレーズが胸に響き、あったかーい気持ちになります。 と同時に泣けるかもしれません。 日本児童文学者協会新人賞・ |