
| 戦後まもなく甲賀の地「岩根」ではじめて、文部省の取り組みである「家庭教育学級」の推進が実施されたことは記録映画等で残されています。その当時、朝早くから夜遅くまで家事や農業に従事し、子育てに悩み、地域のコミュニティーや学校との連携の中で課題解決に向かって取り組む女性や子どもの姿が映し出され、岩根の地の子どもたちがいかに大切にされてきたかがうかがえる一場面となっています。 |
| 今日の子どもたちを取り巻く様々な教育課題や生活課題は、当時と社会状況こそ大きく違えど、地域が子どもを支える風土は今も尚生き続け、課題解決に向けた地域住民の連帯意識等は何等変化することなく,今も脈々と受けつがれていると考えます。 |
| 2005年(平成17年)度に、文部科学省のコミュニティスクール推進事業の調査研究校を受け、これを機会に、子どもたちの教育課題や地域の教育環境、学校づくり等の見直しをおこない、子どもたちにとって「学校も地域の一部、地域も学びの学校」という認識から、地域のローカルコミュニティやテーマコミュニティ等の教育力を有効に生かしながら、学校の教育スタイルの再構築をめざすことにしました。 |
| 本年は、子どもの学習や生活の現実や課題の明確化、また、それに伴う学校の規則や組織の改編、PTA活動や組織の改革、子どもの課題を軸にした地域自治組織の見直し等、「コミュニティスクール推進委員会」を設置し、ゆっくりではありますが動き始めたところです。 研究を進めるに当たって、協力いただいた地域の皆様、ボランティア、PTAの皆様、そして、コミュニティスクール推進に向けた考え方の基本とも言えるアドバイスをいただいた滋賀大学教育学部教授の住岡英毅先生、並びに授業改善でお世話になりました大阪樟蔭女子大学の川合春路先生に厚くお礼申しあげますとともに、地域運営学校の設立に向けて、今後ともこれまで以上にご支援、ご協力いただきますよう宜しくお願い申しあげます。 |