生きるヒント (1)

○「もうだめだ」と思う向こうに道がある。
    ※必ず道は開けます。あきらめないで・・・・・。

○「情(なさ)けは人のためならず。」 「人のためになることをする。」
    ※人に情けをかけるのは、人のためではなく自分のためです。
    ※人のためになることを考えたり、したりすることによって、自分自身が幸せになります。

○小さなことにクヨクヨするな。
   ※ベストセラーになった本の題名です。長い自分の人生にとって、今悩んでいることは
     そんなに大きなことですか? 「すべて小さなことだと考えましょう。」


○人生にとって大切なことは、遠くにぼんやりと見える明かりを見つめるのではなく、
  今自分が歩いている足もとをしっかり見つめることです。

    ※今を生きることが大切。人は今を生き、そして、今すべきことを着実にすることしかできません。

○大事(だいじ)をなさんと欲(ほっ)せば、小(しょう)なることを怠(おこた)らず勤(つと)むべし。
 小積もりて大となればなり。     二宮尊徳
   
※大きなことをなしとげたいと思うなら、小さなことをコツコツと積み上げなければなりません。
     小さな努力が積み重なって大きな成果があらわれます。

○雨ニモマケズ  宮澤賢治

※人として生きていく上での色々なヒントが隠されています。十分に味わってください。
  きっと、あなたの心の支えになると思います。

○李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず)

※この意味は、「人に疑いをかけられるようなことはしてはいけない。」ということです。
 自分の行動や言葉に責任を持つことは当然のことですが、自分の行動や言葉が人からどのように見られるかを考えるということは大切なことなのです。
 この言葉は、古い中国の書に書かれている「瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず、李下(りか)に冠(かんむり)を正さず。」からとったものです。

○徳川家康の遺訓

※家康が最後に残した言葉。人生での大切なことが書かれています。
  じっくりと考えてください。

○努力は決して人を裏切らない。

※努力したからといって、必ずうまくいくとは限りません。しかし、やがていつかはその努力は無駄にならずに自分にプラスとなって
 かえってきます。失敗をしたからといって、努力することを止めてしまえば、人生の充実はありません。 
努力は天才を越える。

○誠実が一番。

※人生、誠実が一番です。不誠実は、後で後悔や不安、トラブルを招きます。
  「誠実」とは、「まじめで真心がこもっていること」です。

○子貢問うて曰(いわ)く、一言にして以て終身これを行うべき者ありや。
 子曰(いわ)く、其(そ)れ恕(じょ)か。己れの欲せざる所、人に施すこと勿(なか)れ。
「論語」より

※子貢というお弟子さんが、「生涯行うべきことを一字で表せるか」と問いました。
  その問いに対して、孔子は、『それは「恕(じょ)」、つまり「思いやり」である。自分が望まないことを、人にしないことである。』と答えました。
  人として、一番大切なことは「人に対する思いやり」です。相手の立場に立って物事を考えることが大切です。