校長室からお便り
考えて進んで学ぶ子
思いやりのある心豊かな子
力いっぱいきたえる子

学校と家庭・地域を結ぶ学校通信

有意義な夏休みに

教頭 伊藤 雅夫   

 毎朝、石部南小学校前の信号に立ち始めて一年がたちました。 
信号を渡ってくる子どもたちに

 「おはようございます」
 と大きな声であいさつをしながら、
それぞれの登校の様子を見ていると、一人ひとりの子どもたちのその日の気分が伝わってきます。

 虫かごを持って、元気に張り切って来る子、
    まだ眠たそうな子、少し元気のない子、
まざまです。
 しかし、子どもたちが学校へ来てくれることが、一番嬉しいことです。
  「今日も先生や友達と楽しく過ごし、しっかり勉強してほしい」と願いながら、日々子どもたちを迎え、大きな声であいさつをしています。

 この「さわやかな朝の出会い」は私にとって、とても大切な時間で、無くてはならない一日の始まりとなりました。

 さて、一学期が終わろうとしています。この一学期、保護者や地域の皆様には、多くのご支援ご協力をいただきました。

 いよいよ明日から夏休みが始まります。これから暑い日が続きますが、長い夏休みを子どもたちが元気いっぱい健やかに過ごせますようによろしくお願いします。

 時間がたっぷりある夏休み、家庭内のお手伝いや地域の諸行事、また、学習の振り返り、さらにさまざまな体験等々、子どもたちが人や自然や社会とじっくり向かい合い、多くの出会い、ふれあい、学びあいがうまれ、一回りたくましく成長してくれることを楽しみにしています。

 そして、また信号のところで、元気よく「おはようございます」のあいさつが交わせる9月の始業式を楽しみにしています。