校長室からお便り
考えて進んで学ぶ子
思いやりのある心豊かな子
力いっぱいきたえる子

校長 松浦 龍一

 「みみずだっておけらだって生きているんだ、友だちなんだ」という歌です。
 みみずはよい土を作ってくれます。よい土のそのおかげで草木がぐんぐん育ちます。その草や木の葉を小さな虫が食べます。その虫を今度は鳥たちが食べます。葉っぱのいのち。虫のいのち。鳥のいのち。みんなつながっているのですね。

みんなつながっている

 地球に生きるすべての生き物はみんなつながっている一つの命ということです。
海も山も林も川もみんなつながって流れている。そこに生きる私たちもみんなつながって生きています。

 梅雨の季節になりました。
 雨の日は外で遊ぶことができないので、つまらないなあと思うときもあるかもしれません。
 でも雨が降らないと困ることもあります。田んぼの稲、裏山や校庭の木々は雨をまちのぞんでいます。
 先日、PTA親子講演会で、立岡勇一さんのギター弾き語りコンサートを聞きました。
 フィナーレでは、ギターの伴奏に合わせて
 「手のひらに太陽を」の歌を全員で大合唱となりました。
 みんな地球に生きる生き物は、太陽の光を浴びて、同じ空気を吸い、空からの恵みの雨をうけて、生きています。 
 
 宇宙飛行士の毛利衛さんは、遠く地球から離れた宇宙から小さくなった地球を見て、感動したそうです。
 
 それは「地球はひとつの生命体」に見えたのだそうです。

学校と家庭・地域を結ぶ学校通信