校長室よりお便り 校長室へ戻る トップページへ 前ページへ 次ページへ
よく考えて進んで学ぶ子
思いやりのある心豊かな子
力いっぱいがんばる子
秋、実りの季節、本との出会い
〜観察する心を育みながら〜
校長 松浦 龍一
阿星の山が 晴れている |
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「テントウムシはアブラムシ(ゴキブリではありません。)を食べます。」 天敵と言われ、教科書にも載っています。
では、 「テントウムウシは一日にアブラムシを何匹食べるのでしょう?」
「十匹、五十匹、百匹、さすが教科書の力ですね、誰でもが多い数をいうでしょう。」
ずっとリンゴがならなかった時期、私はやることがなくてじっと畑で、七匹くらいしか食べません。食べた後はもう動きません。
これらのことは、木村明憲さんが著した「リンゴが教えてくれたこと」の一コマに書かれていることです。
この本には木村さんが 『奇跡のリンゴ』 と言われる栽培に成功するまでの道のりが書かれています。
子どもたちは、 今「ふれあい夢の森」で多くの楽しい発見をしているようです。
「カブトムシの大きな幼虫を見つけたよ」とか、「アリ地獄を探しているよ、ダンゴムシがいるところによくあるんだよ。」とか、 「このごろ森に、普段はあまり見ない鳥がいたよ。」 「おいもさんのような、つるにぶらさがっているのは、何?」とか。
素晴らしい出会いのある体験をして、人のことを考える、思いやる、いたわる、そんな気持ちが抱けるよう目の前にある本を手にしてくれたらと願っています。
「秋の読書週間」が 10月27日から始まりました。