校長室よりお便り 校長室へ戻る トップページへ 前ページへ 次ページへ
よく考えて進んで学ぶ子
思いやりのある心豊かな子
力いっぱいがんばる子
〜夢の芽をみつけだそう
校長 稲 塚 繁 樹
阿星の山が 晴れている |
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5月21日 日本の広い範囲で観測できた「金環日食」。多くの人が歓声をあげ、感動した出来事でした。湖南市で観測できるのは、なんと282年ぶりだそうで、石部南学区まちづくり協議会や湖南市天体観測同好会のみなさまのご協力により、全校の子どもたちが本校グラウンドで見ることができました。また、地域の方々や保護者の方々など南小のグラウンドには、子どもたちを含め550名あまりの方々が集まってくださいました。
当日は、いつもより 1 時間始業を早めるということで、大変ご迷惑をおかけしましたが、ご理解いただきありがとうございました。
以前日本人として初めてスペースシャトルに乗りこんだ宇宙飛行士毛利衛さんが、あるラジオ番組でお話しされていたことを思い出しました。
「自分は、皆既日食を見て宇宙に関心をもつことができた。宇宙飛行士になったきっかけは、日食なのです。」と ・ ・ ・
今回の金環日食観測で、宇宙の不思議や自然の威力に関心をもち、宇宙飛行士になりたいというような大きな夢を持ってくれる子どもたちが増えるのではないかと期待しています。
日食に限らず、子どもたちが何か心ときめくような気づきや出会いを経験し、大きな夢を膨らませ、実現するために努力する。これは、とても素晴らしいことだと思います。
子どもたちの「夢の芽」を出すきっかけづくりは、子どもたちの周りにいる、私たち大人の大事な役割ではないでしょうか。