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よく考えて進んで学ぶ子

思いやりのある心豊かな子

力いっぱいがんばる子





よく考えて進んで学ぶ子・思いやりがある心豊かな子・力いっぱいがんばる子


  学校と家庭・地域を結ぶ学校通信  平成24年9月号 
   

「いじめ」のない学校をつくる

                       校長 稲 塚 繁 樹

                  

阿星の山が  晴れている 
希望明るい  朝の窓    
双葉のいのち  すこやかに
 
愛と知恵の芽 のばす子が  
集うは   石部南小学校 

 「いじめ」は、 命や人権にかかわる重大な事柄です。 決して許されるものではありません。 しかし、ざんねんながら「いじめ」は、どの子にも、どの学校にも起こりうるものだと捉えています。 私たちは、このような認識を持ち「いじめ」に対し、毅然として対応しなければなりませんし、早期発見、早期対応、迅速な解決に向け全力を尽くしていかなければなりません。 また、「いじめ」に苦しむ子供を出さないためにも、安心して学べる楽しい学校づくりに努めなければならないと考えています。

 8月22日に湖南市教育委員会が主催する『いじめをなくそうサミット』が開催され、本校からも6年生の児童2名が参加しました。 そこで学習した事柄をもとに『石部南小学校いじめをなくすアピール文』を作成しました。 子どもたち自身も「いじめ」をしない。 助長することがないよう、進んで行動しようと取り組んでいます。

石部南小学校いじめをなくすアピール文
○ いじめを受けて、うれしい気持ちになる人はいません。 いじめられているのを知ってたら、絶対にあなたは関係あります。 勇気をもって助けましょう。 (自分のことと考えます。
○ いじめられている人の気持ちを考えたことがありますか? いじめられている人は一人ぼっちで、悲しくて、さびしい気持ちと思います。 弱い自分を卒業して助けましょう。 (相手のことを考えます。
○ もし、相手の人がいじめられた時に助けたら、自分がこまった時に、きっとその人は助けてくれるでしょう。 相手の良いところをたくさん見つけて、前向きでいじめのない学校をつくりましょう。 (仲間のみんなで助け合いましょう。

 「いじめ」は、 学校だけでなく子供たちの生活の様々な場面で行われます。 その多くは、教師や大人がいないところであり、発見しにくくなっています。 また、インターネットやメールによる「いじめ」の問題も発生し、ますます見えにくくなってきています。
 些細なことでも、子どもたちの様子に気がかりなことがございましたら、学校にご相談ください。 「いじめ」から子どを守るために、保護者や地域の皆様と共に力を合わせて、また教育委員会や関係機関とも連携しながら、取り組みを進めていきたいと思っています。