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「出す力」と「合わせる力」
校 長 松浦 龍一
阿星の山が 晴れている |
暑い中がんばり通した体育大会が無事終わり、秋が急に深まってきました。その後も、大事な行事が続いています。6年生は市陸上記録会、5年生はフローティングスクール、4年生は「くつきの森」へのやまのこ学習があります。3年生、2年生、1年生も、それぞれ校外学習が行われます。学校全体でもふれあいフェスティバルやふれあい音楽会があります。南小全員で、力いっぱい準備や練習が始まっています。
力いっぱいの「力」ですが、二つの力が大事だと思います。
まず、一つめは、「出す力」です。誰でも一人ひとり、自分なりの素晴らしい力を持っています。その力は目に見えにくいですが、毎日どんどん身についています。自分の持っている力をいろんな学習や行事で、しっかりと発揮してほしいと思います。
二つめは、「合わせる力」です。みんなで力を合わせ、協力してがんばることです。音楽会などでは、みんなで大きな声で合唱したり、調和のとれた演奏をしてほしいと思います。
この二つの力、「出す力」と「合わせる力」は、車の両輪のようなものです。一人ひとりががんばって輝かないと、全体の見栄えがよくありません。また、全体がまとまっていないと、一人ひとりが光りません。この二つの力は、ただ単に行事の時だけに必要なのではなく、日常の授業や学級活動にもあてはまります。
この二つの力を、いつも頭に置いて、学校生活を送るように心がければ、今以上に、自分自身の良さやみんなの素晴らしさが見えてきます。そして、毎日の学校生活が楽しくて、充実したものになることでしょう。