校長室よりお便り 校長室へ戻る トップページへ 前ページへ 次ページへ
よく考えて進んで学ぶ子
思いやりのある心豊かな子
力いっぱいがんばる子
「自助」・「共助」・「公助」
〜 思いやりの心をつないで 〜
校長 松浦龍一
阿星の山が 晴れている |
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みんなが震えた東日本大震災からまもなく 1 年をです迎えようとしています。
3 ・ 1 1、いまだかってない巨大地震と広範囲にわたる大津波は、多数の犠牲者を出す惨事となりました。亡くなられた方々へ心からのご冥福と、今もなお避難生活をされている方々のご健康と一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。
被災された中には子供たちも多く、「私たちになにができるか」を考えをめぐらす毎日です。
本校でも、地震・火災などの災害に備え、また、最近では不審者の出没に備え、定期的に避難訓練を実施しています。地震の時の対応、火災の時の対応、不審者への対応は、まず「自助(自分で身を守る)」です。どうしたら自分の身を守れるか、冷静な判断と素早い行動がとれるよう訓練を行っています。
つぎは「共助(助けあい)」です。岩手県の中学生は小学生を気遣いながら坂道を走って逃れました。また、被災地の方のために、わたしたちも義捐金を募り寄付しました。これも広い意味で「共助」です。
三つ目は「公助(おおやけの助け)」です。公の立場で何ができるかです。県・市の災害備蓄品をトラックで被災地に送ったり、市役所の人が被災地へボランティアとして派遣されたりしていました。
6年生は卒業制作として、地域の方々の篤いご支援を受けて「かまどベンチ」を制作しています。、
「自助」「共助」「公助」、節電、ボランティア、募金、いま私たちになにができるのか、そして何をしなければならないのか、みんなで一緒に考え取り組んでいきましょう。