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よく考えて進んで学ぶ子

思いやりのある心豊かな子

力いっぱいがんばる子





よく考えて進んで学ぶ子・思いやりがある心豊かな子・力いっぱいがんばる子


  学校と家庭・地域を結ぶ学校通信  平成25年1月号 
   

「ことばの力をつける」

                       校長 稲 塚 繁 樹

                  

阿星の山が  晴れている 
希望明るい  朝の窓    
双葉のいのち  すこやかに
 
愛と知恵の芽 のばす子が  
集うは   石部南小学校 

コミュニケーション力を高めるために(参考資料)
内閣府・「コミュニケーション力を高めるために」リンクします。
御参照なさってみてください。

 新しい年の始まりを穏やかにお迎えになられたことと存じます。  

 石部南小学校も、児童や職員が全員そろって、元気に新年を迎えることができました。

 今年は、巳(へび)年。 巳は脱皮しながら成長する生き物。 児童と職員が力を合わせて、ひと皮むけ、一つ成長した石部南小学校にしていきたいと思っています。 保護者や皆様には、引き続きご協力、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

 さて、「ことばの力(言語力)」は、人格を造るといった研究者がいます。

 言葉は、人間同士のコミュニケーションの核となります。 また、人間が学び生活するための基盤となるものです。 友達と仲良く遊ぶには、それが長続きするように適した言葉を見つけ使います。 日常起こる様々な出来事やトラブルの解消にも、どのような言葉を使えばうまくいくのか、活用の力が問われます。 授業の中でも、児童と教師が言葉を介し「考えること」「聞くこと」「話すこと」「読むこと」「書くこと」を繰り返しおこなうことで学びを深めます。

 本校では、「言葉の力」を付けることで、児童の心を豊かにし、学力を向上させることにつながると考え、取り組みを進めています。


 しかし、本校の児童は、関連付けて考え記述する力や問題の解き方などを説明する力、自分の考えを書く力に課題があるようです。

 これらの課題を解決し、学了を向上させていくためにも、読書活動の充実を図ること、毎日の生活の中や授業の中で各活動場面を取り入れることは大切なのです。

 今後も、「家読(うちどく)」(家庭の中で読書をして、感想などを話し合うこと)など工夫していただき、ご協力をいただきますようお願いします。