校長室よりお便り 校長室へ戻る トップページへ 前ページへ 次ページへ
よく考えて進んで学ぶ子
思いやりのある心豊かな子
力いっぱいがんばる子
「家庭学習のすすめ」
校長 稲 塚 繁 樹
阿星の山が 晴れている |
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六年生の学習テーマ「風」。 大空の雲と飛行機雲の発生の仕組みは、氷を入れたコップが水滴でぬれるのと同じで、空気中の水蒸気が水滴になる。 この現象が「風」発生の原因であることも学びましょう。 一口の水(18ミリリットル)はペットボトル45個(22.4リットル)分の空気中の水蒸気から生まれ、その容積の比率は1,244倍で、熱量は8,637カロリーを消化します。 高気圧・低気圧は主に、この仕組みにより発生します。 「風」は主に、高気圧⇒低気圧に流れる現象です。 「爆風」は主に、水⇒水蒸気の容積変化に原因しす。 蒸気機関・火力発電・原子力発電・ジェットエンジン・ロケットエンジンは、液体が気化することの状態変化のエネルギーを利用しています。、このことも調べて見てください。 |
ひときわ厳しい夏の太陽でした。 夏休みには、6年生は、市内水泳記録会や県水泳記録会・陸上記録会、いじめをなくそうサミットなど学校の代表として活躍しました。 5年生の代表は市内JRC青少年赤十字リーダー研修会に参加しました。
また、4年生は、NHK音楽コンクールに出場し銅賞を獲得しました。 その他にも、子供たちは夏休みに、いろいろな力をつけて、元気な顔で全員勢揃いし、穏やかに2学期を迎えています。 長い夏休みの間ご支援をいただいたご家庭や地域の皆様に感謝いたします。
さて、4月22日に6年生を対象に行った全国学力・学習状況調査の結果が届きましたので、本校児童の学習状況について考えてみましょう。
本校児童の素晴らしいところ |
○ 学習活動に「書く活動」場面を多く取り入れてきた。 その成果もあって、考えや感想文、説明文などを「書くこと」をいとわない児童が増えていろ。 ○ 「将来の夢や目標を持っている。」 「人の気持ちがわかる人間になりたいと思う。」 「いじめはいけないことだと思っている。」 「人の役に立つ人になりたいと思う。」など、人とのかかわりのなかで、しっかり考えられている児童が多い。 ○ 地域の大人との関係性が強い。 |
本校児童に直してほしいところや頑張ってほしいところ |
○ 「漢字」 「計算」 「読むこと」など基礎的な学習の力を蓄える。 ○ 普段の生活でTVやビデオなどを見たり、ゲームをしたりする時間が長い。 ○ 家や図書館などで読書をする時間が短い。 |
これらの傾向をふまえ、学校では授業の改善や読書活動を推進していくための具体的な方策を検討し、学ぶ力を付けたいと考えています。
学ぶ力を伸ばすためには、学校での学びと家庭での学びをつないでいく必要があります。 そうすることで、「自分自身で学ぶ」という意欲と習慣を作っていきたいのです。
そのために、「家庭学習のすすめ」を作成し、児童に持ち帰らせます。 ご家庭で「家庭学習」について話し合う機会をとり、励ましの言葉をかけていただければと思います。 ご協力をお願いします。