2010年度 校内研究


(8)具体的な実践事例

1)言語環境部の取り組み

◎言語感覚を磨く環境作り

・ことばに関心を持つ掲示の充実。

校内の掲示板を充実させ、ことばに関心を持てるようにした。各学年ごとに分担して学習内容に合った掲示を工夫できるようにしたり季節に合った詩を一言添えて掲示したりした。子どもたちの語彙を増やすためにも、素敵なことばの掲示物を順次変えていく必要があると感じた。

・『あすなろっ子の聴き方、話し方』の活用

『あすなろっ子の聴き方、話し方』は各教室前面に掲示し、年度当初から常に意識して取り組めるようにした。聴き方、話し方の基本を身につけるため、個別指導にも有 効であった。

          
 
・詩の音読、群読、暗唱の取り組み

ことばに親しみ、また読みの声を鍛えるために毎月「ことばの宝石箱」等から各クラ ス学年で詩を選び、音読や群読、暗唱に取り組み、成果を全校集会で発表した。暗唱カ ードを活用し、担任や校長が聞いて合格するとシールを貯めていけるようにした。そし てカード全部合格できると賞状を渡した。この取り組みを励みにして、意欲的に暗唱に 取り組む姿も見られた。


・「小さな詩人たち」事業への取り組み

長い期間で取り組ませると徐々に五七五や詩になじみ、楽しんで作ることができるようになってきた。また新出漢字の学習時にことば集めを丁寧にしたり、国語辞典を活用したりして語彙を増やすこと、国語の授業で読みを深める等常にことばを大切に扱うことが重要であると考える。


【子どもたちの作品】(2年生)                 【全校集会で発表した詩】

   



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